長崎県:五島列島,若松瀬戸のリアス海岸
地形の特徴

リアス海岸,海食崖

案内用三次元イメージ : 五島列島,若松島及び若松瀬戸

五島列島の北部,「中通島」と「若松島」の間が「若松瀬戸」です。
この瀬戸は,多くの小島の他にも,尾根状あるいは樹枝状の半島が数多く存在する「リアス海岸(沈水海岸)」なのです。
なお,若松島の主稜は島の東側にあるため,ここから東西に延びる尾根状の半島の長さは,西側の方が東側よりもかなり長いようです。
地形の三次元イメージ : 若松瀬戸核心部

「若松瀬戸」は,大地が沈降したのではなく,「海水準の上昇」によって「リアス海岸(沈水海岸)」となったらしい,という情報があります。
もし,その説が正しいのなら,(最終)氷期に形成された山岳地形が,氷期後の海面上昇により,現在の地形になったと考えられます。
【記事,引用情報と参考情報】

【記事】

  • リアス海岸(沈水海岸:溺れ谷):海面が上昇するかあるいは大地が沈降すると,相対的に海水準が上昇し,河谷の中に海水が浸入します。
    かつての尾根は半島や島となり,谷は湾や入り江となります。そして,かつての谷の河床勾配が緩いほど,湾入が深くなります。
    壮年後半期の山地が沈水すると,樹枝状の湾や入り江をもつリアス海岸となり,壮年前期の山地の場合は,直線状のリアス海岸となります。
  • 海進:更新世の最終氷期(約7万年前~約1万年前)においては海水準が約120m低下しましたが,この期間やそれ以前の侵食によって形成された河谷が,氷期終了後の完新世(第四紀)における「海面上昇」によって,各地にリアス海岸を出現させました。
  • 沈降:プレートの動きなどによって大地そのものが沈降すると,リアス海岸が出現します。

【引用情報】

【参考情報】

  • 有用な情報を調査しています。

【お断り】