沖縄県:伊平屋島の非火山性孤峰
地形の特徴

サンゴ礁,海成段丘(海岸段丘),砂浜海岸,海食崖,非火山性孤峰

地形の三次元イメージ : 伊平屋島

「伊平屋島」の基盤は,古生代石炭紀の「チャート」と中生代の「混在岩(メランジュ)」です。
特に,「伊平屋帯」と呼ばれている古生代石炭紀のチャートは,沖縄県では最も古い地層です。
伊平屋島の南西に近くに「野甫島」という有人島が接近しており,両島を含むエリアには,特に「サンゴ礁」が発達しています。
「野甫島」は,新生代第四紀後期更新世(約10万年前以降)の「琉球石灰岩」です。
地形の三次元イメージ : 伊平屋島

古生代のチャートは,「阿波岳(212m)」,「賀陽山(294m)」,タンナ岳(236m)」など,島の高いところに分布しています。
三角錐のような形をしている「阿波岳」や「賀陽山」は,侵食に耐えて独立になりました。 地形用語では「非火山性孤峰」と言ます。
山と山の間は,全て完新世(約1万年前以降)の軟弱地盤です。 いわば,軟弱地盤に浮かぶ山々の集まりが「伊平屋島」です。
【空中写真・地上写真】伊平屋島

(中)「伊平屋島」の「阿波岳」のふもとから,「野甫島」に向かって約1kmの「砂嘴」が延びています。
周囲はすべてサンゴ礁なので,流されてくる砂の量が少ないと予想しますが,繋がると橋はいらなくなりますね。
【記事,引用情報と参考情報】

【記事】

  • 伊平屋帯:沖縄県内の「伊平屋島」,「伊平屋島」と「伊江島(一部)」に分布しています。
  • 古生代石炭紀(約3億年前頃)~中生代前記ジュラ紀(約2億年前頃)に海底で堆積した「堆積岩」が,ジュラ紀に付加帯となったと考えられています。

【引用情報】

【参考情報】

【お断り】