北海道:天売島と焼尻島の海成段丘
地形の特徴

海食崖,海成段丘(海岸段丘)

案内用三次元イメージ : 天売島と焼尻島

「天売島」と「焼尻島」は,共に火山島です。新生代新第三紀中新世後期(約1200万年前頃の噴火)と推測されていますが,詳しい資料が見つかりません。
噴火後,隆起に伴う海食が激しかったせいか,元々の火山地形はほとんど残っておらず,「海成段丘面」へと変化してしまいました。
地形の三次元イメージ・地上写真 : 天売島

噴火口の位置は特定されていませんが,「屏風岩展望台」近くが最も高くなっているので,この付近の可能性があります。
島の北西側の海岸は,高さが150mにも及ぶ「海食崖(断崖絶壁)」なので,ウトウやケイマフリなど,(固有)海鳥の営巣地となっています。
これに対し,東側には中位の段丘面が残っているなど,海食の程度は緩やかです。
火山の西半分が削り取られてしまった,と想像しますが,もちろん何の確証もありません。

赤色の部分は鉄分が多い地層(火砕岩の一種,凝灰角礫岩?)です。地層が東に計種しているので,噴火口は現在の海の中,かもしれません。
地形の三次元イメージ・地上写真 : 焼尻島

「焼尻島」も「天売島」と同時期に生まれた火山島です。 天売島と焼尻島の直下に,噴火口が各1箇所あったのでしょうか。
天売島とは異なり,断崖絶壁は殆どありません。 天売島が波をブロックしてくれた,と考えますが,確証はありません。

焼尻島の海食崖(断崖絶壁)は,島(写真)の右端部のみです。 残りの火山体は,激しい波で削られて,ほぼ平らになってしまったようです。
【引用情報と参考情報】

【引用情報】

【参考情報】

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