沖縄県:摩文仁の丘と断崖絶壁(琉球石灰岩の海食崖)
地形の特徴

琉球石灰岩,隆起サンゴ礁,海岸段丘(海成段丘),海食崖,断層,石灰岩堤

地形(標高段彩図)と地質の三次元イメージ : 摩文仁の丘及び周辺部
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

「摩文仁の丘」の地質は,第四紀ジエラシアン期~チバニアン期(いずれも更新世)に海底で形成された,サンゴ礁由来の「琉球石灰岩」です。
至るところに「断層」が走っており,断層の部分は「断層崖」になっているか「石灰岩堤」となっています。
地形の三次元イメージ : 摩文仁の丘と海食崖(断崖絶壁)

沖縄県南部の琉球石灰岩は,海食による「断崖絶壁」が発達しており,摩文仁の丘付近の崖の高さは,50m~90mとなっています。
【空中・現場写真】

空中からの「摩文仁の丘」付近です。「隆起サンゴ礁」の上には,断崖から崩壊した巨岩がゴロゴロと積み重なっています。

「健児の塔」付近から「摩文仁の丘」直下の海です。自決する手段のない人たちは,こうした崖から海に飛び込んだと言われています。
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