鹿児島県:阿多南部カルデラ内のマール群(池底,松ヶ窪,鰻池など)
地形の特徴

マール,火口原,火口湖,カルデラ,カルデラ湖

地形と地質の三次元イメージ : 薩摩半島島南部
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「「1/5万 地質図幅『開聞岳』(出典,下記)」を表示します。

「阿多南部カルデラ」の中には,陥没を伴う「池田カルデラ」が存在します。 二重カルデラですね。
「松ヶ窪」,「池底」,「鰻池」,「鳴川」,「山川」,「鏡池」や「水無池」などは,「マール」と呼ばれる噴火口です。
直径約1.5kmの「山川マール」が最大で,直径約150mの「水無池」が最小です。
地形(標高段彩図)の三次元イメージ : 池底

小さな「松ヶ窪マール」は,当初水が溜っていたかもしれませんが,「池田湖」に注ぐ川の侵食により,すべて枯れてしまったのかもしれません(想像)。
松ヶ窪マールと「池底マール」の間は川で繋がっているように見えますが,境界付近の標高が若干高いので,池底マールからの流出は無さそうです。
池底マールの北東に接して,直径1km以上の円形構造(壁状地形)が存在します。
地質図には「火口縁」の記号があるので,恐らく火山であったろうと思われますが,「稲倉(2014)」では言及がありません。
【記事,引用情報と参考情報】

【記事】

  • 「阿多南部カルデラ」の内部で活動した小カルデラとマール群は,概ね北西-南東の方向に並んでいます。 順に挙げてみると,
    ① 池田カルデラ(池田湖): 直径約4km。 火口湖。
    ② 松ヶ窪マール:直径約0.2km。火口原。北西側には池田湖に注ぐ流出河川がある。 南東側には池底カール手前の「谷頭」からの流入河川有り。
    ③ 池底マール:直径約0.5km。火口原。 松ヶ窪マールに繋がる河川は無い。
    ④ 鰻池マール:直径約1.2km。火口湖。流入河川と流出河川のいずれも無し。
    ⑤ 成川マール:直径約1.0km。火口原。火口内を鳴川とその支流が貫流しており,火口壁がかなり開析されている。
    ⑥ 山川マール:直径約1.5km。ほぼ全てが錦江湾内に沈んでいて,南から西側の火口壁が,水上に出ているようです。
  • 「鏡池マール」と「水無池マール」は,池田湖の南西にある小さな噴火口です。 池田火山が活動した時よりも若干新しいのでは,と言われています。

【引用情報】

【参考情報】

【お断り】