長崎県:千々石断層(活断層)
地形の特徴

新規断層変位地形,活断層崖,火山麓扇状地

地形と地質の三次元イメージ : 雲仙火山群
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

 「雲仙火山群」とは,島原半島中央部の「普賢岳」を中心とする複数の火山の総称です。 裾野を含め,東西約20km,南北約25kmあります。
「千々石断層」は,現在も活動している「活断層」です。 分類は,「南側沈降」の「正断層」で,沈降速度は2.0m/千年と推定されています。
「島原半島」は,プレートの移動によって南に引きずられており,千々和断層を挟んだ北側と南側では,1年間に約1cmの速度で引き裂かれています。
地形(標高段彩図)の三次元イメージ : 千々和断層崖

「千々石断層」によって形成された「断層崖」の高さは200m以上もあります。
断層南側の沈降速度は,2.0m/千年と推定されていることから,200mの落差が生じるための時間は「約10万年」と推定されます。
更新世の末期ごろから活動を始めたのでしょうか。
【記事,引用情報と参考情報】

【記事】

  • 島原半島が南に移動することにより発生した断層は,北側の「千々石断層」の他に,南側の「深江断層」などがあります。
  • 千々石断層と深江断層の間は約5km~約8kmありますが,この間は現在も常時沈降を続けているので,「雲仙地溝帯」と呼ばれています。

【引用情報】

【参考情報】

  • 参考図書:そしえて文庫98,地図の風景 九州Ⅰ 福岡・佐賀・長崎,pp.136-141.,そしえて刊,1981年6月20日
  • 産業技術総合研究所・地質調査総合センター > 日本の活火山 > 雲仙岳
  • 日本の地形千景プラス > 眉山の崩壊と流山の九十九島:平成新山

【お断り】