福岡県:水縄断層帯の断層変位地形
地形の特徴

新規断層変位地形,地震断層(678年筑紫地震)

地形の三次元イメージ : 水縄(みのう)断層帯
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「水縄断層帯」は,東西方向に延びる「耳納山地」の北縁を並行,あるいは雁行して延びる,南側隆起の正断層です。
日本書紀に記録が残されている「678年筑紫地震」の震源断層と評価されています。
北斜面は,急傾斜の「断層崖」となっていて,短い河道(流路)で運ばれた土石流堆積物が,麓に堆積しています。
地形と地質の三次元イメージ : 耳納山地(東側)と筑後川流域
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

  「耳納山地」の主な地質は,中生代後期三畳紀(約2億3千万年前頃)~後期ジュラ紀(約1億6千万年前頃)の「筑後変成岩類」です。
   東側の一部分には,中生代前期白亜紀(約1億2千万年前頃)に,地下深くから貫入してきた「花崗岩類」が存在します。
  「水縄断層帯」は,これらの古い地質が形成された後で活動を開始した「活断層」です。
   南側隆起(北側沈降)のため,筑後川が流れる平野の地下深くに,これら中生代の岩石が存在するものと考えられます。
【記事,引用情報と参考情報】

【引用情報】

【参考情報】

  • 参考図書:そしえて文庫98,地図の風景 九州Ⅰ 福岡・佐賀・長崎,pp.46-51.,そしえて刊,1981年6月20日
  • 久留米市教育委員会ほか2団体:6-9 天武七年の筑紫地震と水縄断層,地震予知連絡会,会報第52巻,pp.461-464.,1994年8月

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