兵庫県:芦屋川と住吉川の扇状地
地形の特徴

扇状地,天井川,土石流地形

地形と都市圏活断層図の三次元イメージ :
‼マウスオーバー‼    地図上にマウスを乗せてください。国土地理院の「都市圏活断層図(出典,下記)」を表示します。

「六甲山地」は,大阪湾のすぐ背後にあって,比較的標高が高いために,流下する河川の「河床勾配」が大きい,という特徴があります。
加えて,地質が風化し易い「花崗岩」であるため,豪雨時においては「浅層崩壊」や「深層崩壊」と,
それに伴って大量の土砂を押し出す「土石流」が発生することがありました。
図の「住吉川」と「芦屋川」はその典型例であって,大きな「扇状地」と「自然堤防」を形成しています。
(標高段彩図)の三次元イメージ : 天井川の住吉川

JR東海道本線は,「天井川」である「住吉川」を「河床」下の「隧道」で超します。
その他の鉄道線や道路は全て橋梁です。 工事を実施した時期が明治初年なので,その影響があったのでしょうか。
地形(標高段彩図)の三次元イメージ : 天井川の芦屋川

「芦屋川」の場合,近接するJR東海道本線と市道の2本が,「河床下隧道」方式を採用しています。
天井川を構成する堤防の高さが高すぎて,川の上に橋を掛けづらかったのでしょう。
【記事,引用情報と参考情報】

【記事】

  • 「住吉川」と「芦屋川」共,洪水によって河床が高くなった川からの洪水を防ぐために,発生した「自然堤防」の上に更に堤防を築きました。
  • 中流部の河床はますます高くなり,「天井川」へと変貌しました。

【引用情報】

【参考情報】

  • 参考図書:そしえて文庫93,地図の風景 近畿Ⅱ 大阪・兵庫,pp.164-168.,そしえて刊,1980年9月10日
  • 六甲山の災害展 > 六甲山の災害史(文献紹介)

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