岐阜県:金華山と岐阜城
地形の特徴

山城,付加帯,チャート,侵食

地形と地質の三次元イメージ : 岐阜市街地と金華山
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

「金華山」を構成する岩石は,極めて古い時代の「中生代中期ジュラ紀 」に,太平洋の海底に降り積もった「放散虫」の死骸が固まってできた「チャート」です。
かなり硬い岩石で,「長良川」の川向に屹立する「百々ヶ峰」や「権現山」なども,同じ種類のチャートです。
金華山の周囲は,第四紀更新世以後の堆積物(軟弱地盤)で囲まれているため,まるで海に浮かぶ船のようにも思えます。
この地形が,岐阜城と言う「山城」を生んだ背景にあるのでしょうね。
【空中写真】 岐阜市及び金華山

羽田から中国地方や九州北部へ向かう航空機のほとんどが,金華山の南側を通過します。
地形(標高段彩図)の三次元イメージ : 金華山

岐阜城が建てられた「金華山」の西麓~西北麓は,長良川の侵食を受け,高さ100m以上の急崖となっています。
城を守る,という点から戦国時代の初期には大変有利な地形だったようです。
しかし,その後の火力技術の進歩や治世上の観点から,山城は次第に使われなくなりました。
【引用情報と参考情報】

【引用情報】

【参考情報】

  • 参考図書:そしえて文庫89,地図の風景 中部編Ⅱ 愛知・岐阜,pp.140-144.,そしえて刊,1981年 4月20日
  • 中部地質調査業協会 > 技術資料(東海三県の地質と土木地質的特徴) > 3.美濃帯
  • 織田信長公居館跡発掘調査(岐阜市ぎふ魅力づくり推進部) > 史跡岐阜城跡

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