宮城県:鬼首カルデラ
地形の特徴

火砕流,陥没カルデラ,中央火口丘,地熱地帯,間欠泉

傾斜量図と地質図の三次元イメージ・空中写真 : 鬼首カルデラ
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

「鬼首カルデラ」は,直径が約15kmという大きな陥没カルデラです。
生成した時期には諸説ありますが,約20万年前(更新世後期)まで,というのが最も有力なようです。
噴出した「大規模火砕流」は,栗原市の「伊豆沼」の近くまで到達した,という報告があります。
【空中写真】

「荒雄岳(984m)」や「高日向山(769m)」は中央火口丘です。 裸地になっている所は,「地獄」と呼ばれる地熱地帯です。
地形の三次元イメージ : 鬼首カルデラ,中央火口

かつて,「カルデラ」内には「火口湖」が存在し,大量の噴出物による「湖底堆積物」が生成されました。
遙か後,「江合川」の侵入により火口湖は消滅し,「河成段丘」などの河川浸食地形が形成されました。
なお,地質図では「禿高原」付近は,「段丘堆積物」と記載されていますが,標高の高い部分は「扇状地性段丘面」と思われます。
地形の三次元イメージ : 最後の火山活動・高日向山

確認されている最後の噴火は,「高日向山」などを形成した「溶岩円頂丘」活動です。
それ以前の火山活動を含め,現在に影響を及ぼしているのが「片山地獄」などの地熱地帯です。
「鬼首地熱発電所」は,片山地獄直下の深部地熱を利用して,過去40年以上の発電を行ってきました。
【引用情報と参考情報】

【引用情報】

【参考情報】

  • 参考図書:そしえて文庫83,地図の風景 東北Ⅰ 福島・宮城・岩手,pp.138-143.,そしえて刊,1981年11月10日
  • 電源開発(株) > 鬼首地熱発電所

【お断り】