北海道:雌阿寒岳火山群(ポンマチネシリ,中マチネシリ,阿寒富士)
地形の特徴

火山地形,阿寒カルデラ,溶岩流,爆裂火口,日本百名山

地形と地質の三次元イメージ : 阿寒カルデラと雌阿寒岳火山群
三次元地形図上でマウスクリックすると「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。 ダブルクリックで元に戻ります。

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  • 本ページでは,「雌阿寒岳(狭義)」のことを「ポンマチネシリ」と表記します。
  • また,広義となる「雌阿寒岳火山群」は,ポンマチネシリ,中マチネシリ,剣ヶ峰,西山,北山,阿寒富士,東岳,1042m峰及び南岳など,複数の火山群から構成されています。
  • 「阿寒カルデラ」は,今から約15万年~20万年前にできたと考えられています。
  • 阿寒カルデラの南東端では,その後複数の「後カルデラ火山(中央火口丘)」の活動して「雌阿寒岳火山群」が形成されました。
    現在でも盛んな噴気活動がみられるのが特徴で,実際ポンマチネシリでは,2025年10月25日に噴火が発生しました。
  • 一方,「雄阿寒岳」は,阿寒カルデラの中心よりやや東北で噴火した「後カルデラ火山(中央火口丘)」ですが,現在では噴気活動などは見られません。
地形と地質の三次元イメージ : 雌阿寒岳火山群
三次元地形図上でマウスクリックすると「5万分の1 地質図幅『阿寒湖』(出典,下記)」を表示します。 ダブルクリックで元に戻ります。

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  • 「雌阿寒岳」は,10近くの火山から構成される「複式火山」で,火山体の主体は目立たないのですが「中マチネシリ火山」です。
  • 第一期の火山群は,約2万年前に活動した「南岳(M1)」,「中マチネシリ(第一火口,M6)」や「剣ヶ峰(M5)」などです。
  • 第二期の火山群は,約1万年前に活動した「中マチネシリ(第二火口と第三火口,M7)」で,第三火口は「大噴」とも呼ばれている「爆裂火口」です。
  • 第三期の火山群は,約6千年前から現在まで継続している「西山(M8)」,「北山(M9)」,「ポンマチネシリ(M10)」及び「阿寒富士(M11)」です。
    中でも,「北山(M9)」は噴火口がどこだかわからないのに,実に大量の「溶岩」を流出していることに驚かされます。
  • 地質図に記載されている「火口」は,南岳火口,中マチネシリの三つの火口,ポンマチネシリの二つの火口及び阿寒富士火口です。
雌阿寒岳火山群(日本百名山:阿寒岳)
  • ポンマチネシリ(雌阿寒岳)への登山口は,「雌阿寒岳温泉」,「オンネトー」及び「阿寒湖畔」にあります。
  • 雌阿寒岳温泉からのルートは,標高差約800m,距離約3kmです。
    オンネトーからのルートは,標高差約850m,距離約4.5kmです。
    阿寒湖畔からのルートは,途中まで林道を使用するので,標高差約750m,距離約6.55kmです(図示していません)。
  • 2025年10月25日現在,雌阿寒岳(ポンマチネシリ火口)は「噴火警戒レベルⅡ(火口周辺規制)」なので,火口周辺への立ち入りはできません。
【現場写真】

観察する日時によって噴煙の量がかなり違います。 実際の火山活動に起因するのか,気候(気温や湿度)に影響されているのか,よくわかりません。
【引用情報と参考情報】

【引用情報】

【参考情報】

【お断り】