北海道:石狩川の狭窄地形(旭川盆地最下流部)
地形の特徴

旭川盆地,河川狭窄,逆水,洪水

地形(標高段彩図)の三次元イメージ : 石狩川狭窄部の上流部に広がる旭川盆地の最下流部

旭川盆地を流れてきた「美瑛川」,「忠別川」,「牛朱別川」,「オサラッペ川」が全て「石狩川」へと合流し,一気に狭窄(狭隘)部に注ぎこみます。
この旭川盆地で,最も標高の低い場所は堤防の内側なのですが,石狩川左岸の「A」地区は,それに匹敵するほど標高が低い土地です。
地形の三次元イメージ : 下流からの旭川盆地の最下流部

過去,それほどの水害が起きなかったとのことです。 しかし,狭窄部直前の左岸部と右岸部では,大洪水時には巨大な遊水池となりますね。
旭川は土地がいっぱい空いているのに,リスクのある所に住宅地を建設したのでしょうか?。
地形の三次元イメージ : 上流からの旭川盆地の最下流部

 「永山新川」は「牛朱別川」の洪水防止のための分流です。 1984年度に工事が開始されましたが,完成までに約20年掛かりました。
【参考】 地形(標高段彩図)の三次元イメージ : 忠別川の「霞提」

「忠別川」の氾濫防止のために設置されている「霞提」です。 洪水時に右岸側の開いた土地に水を溜める仕組みで,遊水池の一種です。
空中写真 : 旭川市街地

旭川空港を離陸して約5分,右旋回を開始した直後です。 旭川盆地を流れるほぼすべての川が,旭川市街地に押し寄せている,ことがわかります。
空中写真 : 美瑛町

「町の出口に川の狭窄部がある」と言うのは「美瑛町」も同じです。 ハザードマップによると,狭窄部近くでは最大水深「2~5m」が予測されています。
【記事,引用情報と参考情報】

【記事】

  • 本ページで取り上げた「旭川盆地」は,「鷹巣盆地」および「比布盆地」と共に「上川盆地」を構成しています。

【引用情報】

【参考情報】

  • 参考図書:そしえて文庫81,地図の風景 北海道編Ⅰ 道南・道央,pp.142-128.,そしえて刊,1979年11月20日
  • 村瀬 正:上川盆地の古地形について,地質調査所月報,第31巻,第6号,pp.301-302.,第141回 研究発表会講演要旨,1980年

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