神奈川県:諸磯の隆起海岸(隆起波食棚)など
地形の特徴

隆起海岸(隆起波食棚),スランプ構造,漣痕

都市圏活断層図と地形(標高段彩図)の三次元イメージ : 三浦半島(南端部)
‼マウスオーバー‼    地図上にマウスを乗せてください。独自に作成した「標高段彩図」を表示します。

国土地理院の「都市圏活断層図」では,海成段丘面を上位,中位と下位という3つに区分していますが,本図に限ってはほぼ「中位段丘面」だけのようです。
一方,日本の地形レッドデータブック・第2集,p.26の掲載図では,この「中位段丘面」を「引橋面」,「小原台面」と「三崎面」に細分しています。
本図の中で,最も広範囲に分布している「海成段丘面」は,標高が30m前後の「三崎面」です。
標高が80m前後と最も高い「引橋面」と,標高が60m前後の「小原台面」は侵食が進んでいて,尾根状地形となっています。
地形(標高段彩図)と都市圏活断層図の三次元イメージ : 諸磯の隆起海岸,海外(かいと)のスランプ構造,二町谷の漣痕
‼マウスオーバー‼    地図上にマウスを乗せてください。国土地理院の「都市圏活断層図(出典,下記)」を表示します。

「蟹江ほか(1989)」によると,「A 諸磯の隆起海岸」に存在する貝穴の最高標高は,約8.4mとのことです。
海面の上下を考慮に入れない場合,この地は数千年の間に8m以上も隆起したことになります(海面との相対的変動値です)。
  • A 諸磯の隆起海岸 : 国の天然記念物に指定。 「海食崖」に「二枚貝の巣穴」が存在します。
      0.5m~1.0m間隔で4段あることから,地震による「多段階隆起」と考えられています。
  • B 海外のスランプ構造 : 神奈川県の天然記念物に指定。 ある地層だけが「褶曲」しています(層内褶曲)。
      おそらく地震による「海底地すべり」が原因と考えられています。
  • C 二町谷の漣痕 : 神奈川県の天然記念物に指定。 2段構造です。 水の流れは,「双方向(押し引き)」と考えられています。
【引用情報と参考情報】

【引用情報】

【参考情報】

【お断り】