北海道:涛沸湖(潟湖)と小清水原生花園
地形の特徴

潟湖(ラグーン),砂洲,砂丘,原生花園,湿地,海跡湖

地形と地質の三次元イメージ :
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

「湯沸湖」は,水深が2m未満と極めて浅いので「潟湖(ラグーン)」と呼ばれています。
一方,「藻琴山」が源流の「藻琴川」の河口には,比較的水深の深い「藻琴湖」があり,こちらは「海跡湖」と呼ばれています。
海だったころには,ある程度深い谷だったからでしょう。
地形の三次元イメージ : 藻琴湖と湯沸湖(西部)

「藻琴湖」の流入口には湿地が広がっています。 また,藻琴湖は藻琴川の一部とされているので,河口があります。
一方,「涛沸湖」は,直接オホーツク海に面している,との扱いにより,流出口は「湖口」と呼ばれているようです。
地形の三次元イメージ : 湯沸湖(中部)

「湯沸湖」の後ろにある台地のほとんどが,屈斜路カルデラからの「大規模火砕流堆積物(溶結凝灰岩など)」です。
湯沸湖に流入する川のほぼ全てが「藻琴山」から流れてきています。 涛沸湖の水深は概ね1m台と極めて浅く,冬の間は全面結氷するようです。
地形(標高段彩図)の三次元イメージ : 湯沸湖(東部)

「涛沸湖」の東端には,「砂嘴」と思われる小さな半島で切断されそうな涛沸湖の「端」が存在します。
上流側には広大な低地(氾濫原)が広がっており,海面か2mほど高かった頃,この辺りも一面涛沸湖であったことでしょう。
地形(標高段彩図)の三次元イメージ : 小清水原生花園

オホーツク海との間は「砂洲」によって遮断されています。 砂洲の上には,標高が10mほどの「砂丘」が広がっていて,「原生花園」として公開されています。
「小清水原生花園」の「砂丘」は,長く連続してはおらず,小さなブロックになっていて,その間は「堤間低地」になっています。
部分的には,「二重」になっている場所もあって,地形の変化に富んだ砂丘であると言えるでしょう。
現場写真 : 涛沸湖と小清水原生花園

標高約10mの「天覧ヶ丘」から見た「涛沸湖(西側)」。
右側は「砂丘」上に広がる「原生花園」で,建物と駐車場の向こう側は,湖畔の低地に広がる「原生花園」です。

「天覧ヶ丘」からの東側です。 凹凸の激しい「砂丘」と「原生花園」です。
小高い丘が左右にあって,真ん中は窪んでいるので,この場所の砂丘は2列になっている様ですね。
【引用情報と参考情報】

【引用情報】

【参考情報】

【お断り】