北海道:美々川・ウトナイ湖・勇払湿原
地形の特徴

自由蛇行,自然蛇行,河川改修,捷水路(ショートカット),放水路,海跡湖,旧河道,低層湿原,中間湿原,湧水

地形と地質の三次元イメージ :
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

「美々川(源流部)」,「ウトナイ湖」と「勇払湿原」は,「美々川」~「勇払川」の上流・中流・下流の関係になります。
いずれも,空港や工場地帯に隣接しているにもかかわらず,よく自然が保たれている,と言われ続けている場所になります。
地形の三次元イメージ : 美々川

新千歳空港のすぐ南側に存在する「自由河川」,すなわち,人の手の入っていない川です。
河畔域が低湿な泥炭地であったことが,河川に手の入らない自然環境の保たれる理由のようです。
しかし,源流域近くには「新千歳空港」や「千歳市環境センター」などが建設されているため,汚染水の流入が危惧されます。
それぞれの施設での水処理に対する厳重な管理が望まれます。
地形の三次元イメージと現場写真 : ウトナイ湖

元々は水深の浅い入江だったところが,海退(海水面の低下)に伴って,海から切り離された「海跡湖(潟湖)」です。
川水の流入は「勇払川」や「美々川」など3河川,流出は「勇払川」1本のみです。
工業団地,高速道路や鉄道線路など,開発された土地に囲まれています。 しかし,ラムサール条約登録湿地のため,これ以上の劣化は避けられそうです。

2011年8月のウトナイ湖に3羽のオオハクチョウが休んでいました。 けがや病気でシベリアへ渡れなかったのでしょう。
地形の三次元イメージの「P点」で撮影しました。
地形の三次元イメージ : 勇払湿原

「勇払原野」と言う,いわば名のみに近い原野の一角にわずかに残る湿原です。
この勇払原野は,元々海岸近くにあった「河跡湖」,あるいは「後背湿地」が干上がったものでしょう。
現在,勇払湿地の周囲を除き,多くの自由河川が捷水路(ショートカット)されたので,水の供給が心配です。
【引用情報と参考情報】

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