北海道:別寒辺牛川の自由蛇行
地形の特徴

自由蛇行,自然河川

 地形の三次元イメージ : 別寒辺牛川(べかんべうしがわ)

「別寒辺牛川」は風連川の西隣,標高150mほどの丘陵に源を持ち,ゆるゆると南下して厚岸湖に注ぐ,蛇行だらけの川です。
地形図を参照するとわかりますが,その源流域は「陸上自衛隊矢臼別演習場」です。
源流部から厚岸湾の河口まで,人工的な構造物の全く存在しない川でしたが,
平成15年10月支流の「トライベツ川」に,演習場からの土砂流出を防止する,と言う名目の砂防ダムが1基建設されました。
 地形の三次元イメージ : 別寒辺牛川の砂防ダム建設地

厚岸町が設置した「砂防ダム」は,図に示した黄色線の位置と思われます。 空中写真を見ながら位置を測定したので,多少の誤差はあり得ます。
銘板によると,堤高は7.1m,堤長は218m,貯砂量は192k立米とのことです。
 地形の三次元イメージ : 別寒辺牛川と支流のフッポウシ川

支流の「フッポウシ川」と「フッポウシ左二俣川」の源流域は「矢臼別演習場」と言っても過言ではありません。
農地(酪農場)など民間が利用しない,すなわち汚水などが流れ込まない,自然が保たれる土地ではあります。
 地形の三次元イメージ : 別寒辺牛川と別寒辺牛湿原

「別寒辺牛川」本流の一部も演習地の境界となっています。 ただし,湿原に近い方は道路を除いて手つかずの原野となっているようです。
【引用情報と参考情報】

【引用情報】

【参考情報】

  • 参考図書:日本の地形レッドデータブック 第2集 -保存すべき地形-,p.7.,古今書院刊,2002年3月23日
  • 日本の地形千景プラス > 別寒辺牛湿原

【お断り】