山口県:室積半島は陸繋島(砂州)
地形の特徴

陸繋砂州(トンボロ),陸繋島

地形と地質の三次元イメージ : 室積半島
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

「室積半島」は,「陸繋島」と「陸繋砂州(トンボロ)」で構成されています。
恐らく西方の「島田川」から排出された砂や礫が,本州と「峨眉山」を主峰とする半円形の島の間に堆積して砂州となり,遂には繋がってしまったのでしょう。
地形(標高段彩図)の三次元イメージ : 室積半島

半島の南東側先端には「象鼻ヶ岬」と名付けられた「砂嘴」が存在し,その鼻が「室積湾奥」の方に曲がっています。
激しい「沿岸流」が予想されます。
【空中写真】 室積半島付近

プロペラ機で福岡空港に向かっている際に撮影しました。
【引用情報と参考情報】

【引用情報】

【参考情報】

  • 参考図書:日本の地形レッドデータブック 第1集 新装版 -危機にある地形-,p.172,古今書院刊,2000年12月8日
  • 徳山大学総合研究所・中国地方の地形環境 > 山口89 室積半島

【お断り】