山口県:阿武川三角州と砂丘
地形の特徴

三角州,砂丘,陸繋砂州,陸繋島

地形と地質の三次元イメージ :
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

「阿武川」の河口には,比較的広い「三角州(デルタ)」が形成されています。
阿武川は,三角州の頭部付近で阿武川本流と「橋本川」に分かれます。 そして,三角州の大部分は左右に分かれた両河川の間にあるのです。
海岸には,平均標高が約4mの「砂丘」が形成されています。砂丘の南側(図の左側)は,「指月山」に続く砂州となっています。
恐らく,砂州は「陸繋砂州」で,指月山は「陸繋島」であると想像します。
地形の三次元イメージ : 阿武川三角州と砂丘

「萩城址」は,海に突き出た「指月山」の山麓(微高地)に建築されています。
「阿武川三角州」で海に面した部分は,「砂丘」あるいは「砂浜」となっていて,平均標高が4m程度の微高地となっています。
その上流部の三角州は,標高が低いことから,「後背湿地」由来の軟弱地盤でしょう。
武士階級は砂丘に,町民は後背湿地に,ではなかったかと,想像します。
現在,萩市から発行されている洪水ハザードマップでも,砂丘地帯は無浸水なので,ここにいれば一安心ですね。
【空中写真】  萩市街地

これが「毛利氏」の城下町か,と思えるくらい,小さくまとまった町です。
鎌倉ほどではありませんが,周囲を山と海で囲まれた城郭都市,といった感のある町のようです。
【引用情報と参考情報】

【引用情報】

【参考情報】

  • 参考図書:日本の地形レッドデータブック 第1集 新装版 -危機にある地形-,p.169,古今書院刊,2000年12月8日

【お断り】