京都府:秋篠川(大和川水系)と山田川(淀川水系)の分水界
地形の特徴

・谷中分水界,河川争奪,消滅地形,山城盆地,奈良盆地,淀川水系,大和川水系

地形(標高段彩図)と地質図の三次元イメージ : 秋篠川と山田川
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

「標高段彩図」から,淀川水系の山田川と大和川水系の秋篠川の「分水界」を探そうとしましたが,無理であることがわかりました。
余りにも人工改変が進み,尾根と谷が無くなってしまったからです。 ところが,
シームレス地質図によると,秋篠川の流域がかなり北まで延びていることがわかりました。 ここに分水界があったのです。
地形図の変遷と推定分水界 : 1900年頃の古地図

太平洋と日本海との分水界ほどではありませんが,「山城盆地」と「奈良盆地」の境界がまさにここにあるのです。
現在,「北登美ヶ丘地区」として整備された場所の全ては,大和川水系の「押熊川(秋篠川の枝谷)」と言うことがわかります。
しかし,地形の改変が進んだので,現在の川(排水路=雨水の流出先)が南なのか北なのかは,よくわかりません。
【記事,引用情報と参考情報】

【記事】

  • 「山田川」と「秋篠川」は,いずれも「京阪奈丘陵」が源です。山田川は,東に流れてまもなく「木津川」に合流しますが,秋篠川は,東から南に転じた後は「西の京」を南に流れて「佐保川」と合流し,最終には「大和川」となります。
  • すなわち,山田川の水は,生駒山地を北から超す?のに対し,秋篠川の水は,南から超すことになるのです。

【引用情報】

【参考情報】

  • 参考図書:日本の地形レッドデータブック 第1集 新装版 -危機にある地形-,p.135,古今書院刊,2000年12月8日

【お断り】