| 長野県:八ヶ岳(天狗岳)の山体崩壊で生まれた松原湖と大月湖 |
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| 地形の特徴 |
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山体崩壊,岩屑なだれ,湖沼群,流れ山,天然ダム湖,決壊 |
| 地形と地質の三次元イメージ : 八ヶ岳・東面 |
‼マウスオーバー‼ 地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。![]() 887年(仁和3年)7月30日,「南海地震―東海地震」が発生し,中部日本の各所で大きな揺れに見舞われました。 その揺れにより,「八ヶ岳・天狗岳」の東面の頂上付近が大きく崩壊(山体崩壊)しました。 崩れた岩石は大規模な「岩屑なだれ」となって「大月川」沿いに流れ下り,「千曲川」を堰き止めて「天然ダム」を形成しました。 そしてその先端は「小海駅」近くまで流下したことがわかっています。 |
| 地形の三次元イメージ : 天狗岳の山体崩壊地形 |
![]() 崩壊したのは「根石岳付近」~「天狗岳」~「中山峠」~「ニュウ」直下のカルデラです。 カルデラに向かって右側の「稲子岳」は,崩壊しましたが辛うじて踏みとどまっている状態です。 崩壊土砂は「岩屑なだれ」となって「大月川」を流れ下りました。 |
| 地形の三次元イメージ : 天狗岳の山体崩壊による岩屑なだれ地形 |
![]() 「大月川」が「千曲川」と合流する手前の,傾斜が緩くなっているところに,「岩屑なだれ」が集まってできた凸地の「流れ山」が群がっています。 また,岩屑なだれの窪地(凹地)に水が溜まって,「松原湖」や「大月湖」などができました。 |
| 地形の三次元イメージ : 岩屑なだれによって作られたと想定される天然ダム湖 |
![]() 「岩屑なだれ」が押し寄せたことによって,「千曲川」が堰き止められて「天然ダム」が作られました。 堤の高さは,約120m~約150m程度だった,と考えられています。 上図は,天然ダムの水面が標高1100mと仮定して作成した「想定・天然ダム湖」ですが,かなり巨大な湖であったことがわかります。 |
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