石川県:戸室火山・キゴ火山(参考,田島城跡溶岩ドーム)
地形の特徴

溶岩円頂丘(溶岩ドーム),山体崩壊,岩屑なだれ,流れ山,溶岩

地形と地質の三次元イメージ : 医王山~戸室火山・キゴ火山
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

金沢・兼六園から南東方向に約8km。そこに,有史以前とは言え噴火した山が存在していること,
しかも「島原大変肥後迷惑」によく似た「山体崩壊」を引き起こした火山があることは,意外に知られていません。
今は「死語」になった「死火山」なので,再噴火の恐れはないのでしょうが,急崖の崩壊はありえると思います。
地形の三次元イメージ : 戸室火山,山体崩壊地形と流れ山地形

「戸室火山」は,安山岩の「溶岩円頂丘(溶岩ドーム)」です。 この安山岩は「戸室石」と呼ばれ,石材として利用されてきました。
山体崩壊の時期は,文献によると約18200年前(新生代第四紀更新世チバニアン後期)となっています。
その後,大崩壊した,という記録は見当たりません。 石川県の土砂災害警戒区域にも指定されていません。
地形の三次元イメージ : キゴ火山と溶岩流地形

「キゴ火山」は,比較的小さな溶岩円頂丘(溶岩ドーム)です。
ドーム単体かと思っていたら,下記文献に「南北に流れた溶岩流がある」という指摘が載っていました。
また,キゴ山起源の火砕流堆積物もある,とのことなので,噴火の規模としては戸室火山を凌いでいるのでは,と思っています。
なお,キゴ山の山名の起源については,「稽古山」説と「警護山」説などがあるそうです。
地形の三次元イメージ : 田島城跡溶岩ドーム

「酒寄 淳史ほか(2004)」に記載されている「田島城跡溶岩ドーム」の位置を記載しました(下図参照)。
なお,この論文の発表が2004年のためか,産総研・地質調査総合センター発行の地質図には反映されていません。
【引用情報と参考情報】 【田島城跡溶岩ドームの位置】

【引用情報】

【参考情報】

【お断り】