新潟県:1751年5月 高田地震による名立崩れ
地形の特徴

1751年高田地震,地震による斜面崩壊,大規模崩壊地形

地形と地質の三次元イメージ : 名立漁港付近
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  • 「名立崩れ」の現場は,新生代新第三紀更新世(約120万年前頃)に,海底で堆積した上越層群に属する「谷浜層」(凝灰質泥岩など)」や鳥ヶ首層群で構成された小さな山稜(尾根)が,日本海に突き出した先端の部分になります。
  • 諸資料によると,「1751年高田地震」は 5月21日(宝暦元年4月26日)未明に,「高田平野西縁断層帯」付近で発生した内陸型地震で,マグニチュードは7.0~7.4程度と想定されており,死者は1,541人と記録に残っているそうです。
地すべり地形分布図の三次元イメージ : 名立崩れ(大規模崩壊)
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  • 「1751年高田地震」によって,急斜面の崩壊が2回発生しました。
  • 最初に,上段側の「滑落崖」から崩壊した土砂が堆積しました。 上側の「移動体」です。
  • 更に,上側の移動体と基盤岩が一緒になって二次的な崩壊が生じ,海岸に近いところに堆積しました。 下側の「移動体」です。
  • 一方,「名立川」の右岸側の尾根斜面も,複数箇所で崩壊したようです。
【引用情報と参考情報】

【引用情報】

【参考情報】

  • 参考図書:日本の地形レッドデータブック 第1集 新装版 -危機にある地形-,p.77,古今書院刊,2000年12月8日
  • 井口 隆・八木 浩司:宝歴高田地震(1751年) による名立崩れ,日本地すべり学会誌,第50巻,第1号,pp.50-51.,2013年

【お断り】

  • 本サイトは従来「日本の地形千景プラス」に含めていましたが,重要度を考慮して「自然災害の記憶」に含めました。