神奈川県・山梨県:相模川(桂川)の河成段丘
 地形の特徴など   

河成段丘(河岸段丘)

地形の三次元イメージ : 相模川の上流域(桂川)

「相模川」は,神奈川県内を流れているときの呼称で,山梨県内では「桂川」と呼ばれています。
しかし,地形や地質は行政界に左右されないので,下記に記した2冊を合わせて紹介します。
米澤(1981)は,この付近の河成段丘を5面に区分したので,本図ではその各面を想像してみました。
上野原市街地は「上野原面(Ⅲ面)」上に形成されており,その対岸は「諏訪面(Ⅳ面)」となっています。
地形の三次元イメージ : 上野原市街地の河成段丘

この付近で最も顕著な段丘(上野原面(Ⅲ面))は,現在上野原市街地となっています。 この段丘面の高さは,桂川から約70m~80mもあります。
図に示すように,この段丘は「桂川」本流ではなく,支流の「鶴川」の運んできた大量の土砂によって作られたことがわかります。
鶴川と「仲間川」の合流点にある段丘(Ⅳ面)は,高さ10m~15mの「段丘崖」が4つに細分されるので,河床は間欠的に低下したことがわかります。
【引用情報と参考情報】

【引用情報】

【参考情報】

  • 参考図書:日本の地形レッドデータブック 第1集 新装版 -危機にある地形-,p.54,古今書院刊,2000年12月8日
  • 参考図書:日本の地形レッドデータブック 第2集 新装版 -保存すべき地形-,p.160,古今書院刊,2002年3月23日
  • 米澤 宏:相模川中流域・道志川流域の河岸段丘,関東の四紀,第8巻,pp.24-3.2,1981年

【お断り】

  • 本ページは,『日本の地形レッドデータブック第1集p.54』と,『日本の地形レッドデータブック第2集p.160』に記載されている場所と地形を併せて紹介しています。
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