茨城県:巨大なラグーン,涸沼(ひぬま)
地形の特徴

潟湖(ラグーン),海跡湖,縄文海進,汽水湖

地形と地質の三次元イメージ:涸沼
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

「涸沼」の周囲は,「新生代第四紀後期更新世」に生まれた「常陸台地」が広がっています。 今から10万年ほど前のことです。
「涸沼川」は那珂川の支流ですが,比較的流域面積が広く洪水時の流量が多いと思われ,結果的に「側方侵食力」も大きいと思われます。
側方侵食により河床の幅が広がったときに縄文海進が重なり,潟湖(海跡湖)が形成され現在に至っています。よって「汽水湖」です。
地形の変遷 : 涸沼

水戸市の「千波湖」もそうでしたが,都市部に近い湖沼の「干拓」される運命にあります。
「涸沼」も例外ではなく,太平洋戦争以前には下流部分が水田に変わってしまいました。
戦後は,最上流部が削り取られるなどしましたが,現在「ラムサール条約登録湿地・湖沼」に指定されています。
【記事,引用情報と参考情報】

【引用情報】

【参考情報】

  • 参考図書:日本の地形レッドデータブック 第1集 新装版 -危機にある地形-,p.38,古今書院刊,2000年12月8日

【お断り】