宮城県:太白山は「岩頸」だった
地形の特徴

岩頸,丘陵地形,残丘

地形と地質の三次元イメージ : 巨大団地群に囲まれた太白山
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

団地に囲まれた小さな「富士山」という言葉が似合います。
新生代新第三紀の中新世ごろ,海底で堆積形成された砂岩層の中に,突然安山岩や玄武岩の溶岩が湧き出して固まりました。
長い年月を経て,火山が侵食を受け火道内の玄武岩が露出しました。それが「太白山」などの「岩頸(がんけい)」です。
この付近には多くの岩頸が存在しましたが,採石されて現在残っているのは太白山だけ,のようです。
地形の三次元イメージ : 太白山

基盤は「砂岩」ですが,中腹から西側には「安山岩」が分布し,山頂部だけが「玄武岩」となっています。
砂岩と安山岩は,噴火後の侵食と風化により開析が進みましたが,芯となっている玄武岩だけが残っています。
これより,「岩頸」とされる「太白山」は,地形学上では「残丘」と呼ばれます。
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