平成28年熊本地震:阿蘇大橋下流右岸の国道崩壊
地震前後の三次元地形・空中写真イメージ

‼マウスオーバー‼    空中写真上に,マウスポインタを重ねてください。,震災前の空中写真を表示します。
震災前の空中写真:国土地理院「国土画像情報 第四期(1988年~1990年撮影)」       
いずれの空中写真もKashmir3D で三次元可視化処理を実施。 視点位置と対象範囲は同じとし,標高・水平比は1.5:1です。
いずれの空中写真もKashmir3D で三次元可視化処理を実施。 視点位置と対象範囲は同じとし,標高・水平比は1.5:1です。
注 道路面に激しい凹凸が見られますが,使用している10mDEMはどちらも地震以前のデータのため,DEMに含まれているノイズであろうと考えています。
崩壊場所で実施されたボーリング情報

ボーリング柱状図:(一社)全国地質調査業協会連合会外「平成28年(2016年)熊本地震復興支援 ボーリング柱状図 緊急公開サイト」(閉鎖)
記事・参考情報

★発生した事象について
  ・上図左は,地震直後の空中写真に既存のボーリング位置をオーバーレイした結果です。
  赤丸内の掘削地点は,本地震により崩壊してしまいました。
  ・簡易柱状図によると,地表からの深度約9m間は「黒ぼく(クロボク)」と「粘土質シルト」という比較的軟らかい地層です。
  この地層が崩壊したと考えられます。
  注 国道の白線が凸凹状となっています。
  空中写真の縦横比が1:1になっていないことなどによって発生したもので,地盤に凹凸が発生しているわけではありません。