小禄(字)の壕 No.63;那覇市小禄(字)
写真撮影:2008年3月・2015年3月

坑口近くの地下壕。 壁面崩落が発生していましたが,その他の壁面は比較的きれいでした。 撮影:2008年3月。

中央の窪地(矢印)が坑口だった部分で,この時既に対策済みでした。  撮影:2015年3月。
記事

・小禄中学校の東側,市道を挟んだ所にある小山に掘削されていました。

・那覇市による対策工事により,コンクリート系の充てん材料(エアモルタルなど)で埋め戻されています。

引用文献[1フィート運動の会 活動報告]

調査日:1992年11月10日 No.63
 ・様 子:全長約150m。 入口1カ所。 壕内3箇所落盤。 入口から約30mは天井,壁,床がコンクリート造り。
      セメントの固まりが20袋ぐらいある。 火炎放射の跡。 奥には水がたまっている。
 ・形 態:構築
 ・使用者:日本軍
 ・遺 品:セメント袋,防毒マスク,薬ビン,ビールビン,杭木
 ・土 質:ニービ

関連情報

① 那覇市立教育研究所の公開資料(小禄地区 No.12) 注:資料では住所が宇栄原になっていますが,事務局調査では,那覇市小禄(字)903-**-**でした。