赤嶺配水池付近の壕 No.56;那覇市赤嶺1丁目
写真撮影:2015年 3月

壕の入口は,二つともコンクリートで閉鎖されました

向かって左側の地下壕の入口です。

向かって右側の地下壕の入口です。
記事

・赤嶺緑地の北西側の鞍部に本地下壕は存在しました。 ニービ(小禄砂岩)を掘削して構築された地下壕です。 

・以前から坑口はコンクリートブロックで閉鎖されていましたが,No.57壕と同時期の2011年2月に,コンクリート系材料で充てんされました。
 赤嶺緑地は,当時の小禄飛行場(現那覇空港)を見渡せる高台のため,No.57壕と共に本地下壕も見張り所として使用された,と考えます。
 なお,現在引用文献に記されている煙突は見当たりません。

引用文献[1フィート運動の会 活動報告]

調査日:1992年10月10日他 No.56
 ・様 子:全長約20メートル。 一つの入口付近にコンクリートのエントツがある。
 ・形 態:構築
 ・使用者:日本軍
 ・遺 品:なし
 ・土 質:ニービ,クチャ

関連情報

特にありません。