金城町大アカギの壕 No.7;那覇市首里金城町3丁目
写真撮影:2015年3月,2016年4月

ガマはこれさ」と地元の人が話してくれました。 が,どうみてもゴミ捨て場ではありません(下記参照)。

アカギが生えているところは御嶽(うたき)になっています。

(左)国指定天然記念物,大アカギです。大アカギの保護のためこの時は立ち入り禁止になっていました(望遠レンズ使用)。 
(右)2015年の春は,大アカギのそばに行くことができました。 大きな洞には小さな仏さまが祀ってありましが,今もあるのでしょうか?
記事

 1フィート運動の会「活動報告(様子)」に記載されている「奥行き8m」というガマは,規模から見て写真のガマではなさそうです。

 「金城(かなぐすく)町の大アカギ」は,石畳道に近いため首里の散策コースになっており,多くの観光客がぶらぶら歩きをしています。 このような場所にも戦争の遺跡があったことに気づいて欲しいと思います。

 なお,2016年4月現在,樹齢300年と言われる大アカギの保護のため,周囲は立ち入りが制限されています。

 ※地図上の位置は不正確です。

引用文献[1フィート運動の会 活動報告]

調査日:1993年9月24日 No.7
 ・様 子:奥行約8m。現在ゴミ捨て場。
 ・形 態:構築
 ・使用者:民間
 ・遺 品:なし
 ・土 質:琉球石灰岩

関連情報

① 那覇市立教育研究所の公開資料(首里地区 No.7)