九郎判官義経が隠れたという伝説 類型:人間
  宝満(ほうまん) 千葉県銚子市
1.謂われ、特徴、エピソード等
 宝満は、銚子半島の最南端の長崎海岸近くにある2つの島です。 大宝満・小宝満と呼ばれていますが、九郎判官義経がこの辺りに隠れていたという伝説から「判官」(ほうがん)がなまって「ほうまん」になったといわれています。 人間が仰向けになって天空をにらんでいるように見えます。
 宝満のある長崎海岸は磯遊びができる場所です。 また大潮の干潮の時には、宝満に歩いて渡ることができる場合もあります。
2.地形・地質の概要
 約2000万年前に噴出した安山岩からなる岩体です。 この安山岩はMgの多く含まれる「古銅輝石安山岩」です。
 凝灰岩の上に溶岩が観察でき、下部及び周辺部が著しく発泡したクリンカーからなり主部では流理構造の顕著な安山岩の溶岩がみられます。
 この時代の火山フロントはここより大陸側にあります。 なぜ、ここで溶岩が噴出したのかは、日本海形成との関連が考えられています。
3.周辺のジオサイトや観光地
銚子ジオパーク
 この奇岩は、銚子ジオパークの「黒生・夫婦ケ鼻・宝満ジオサイト」を構成するジオポイントです。
 銚子ジオパークでは、この他に「犬岩と千騎ケ岩」と「屏風ケ浦」が奇岩に登録されています。
 犬吠埼ジオサイト: 関東・銚子半島の最東端の犬吠埼は、三方を海に囲まれた海食台地で、断崖の下に横たわる無数の岩礁で荒波が砕ける様は、見ごたえがあります。 犬吠埼は白亜紀の地層で、「犬吠埼の白亜紀浅海堆積物」として国指定の天然記念物になっています。
☆観光地
 犬吠埼灯台: 犬吠埼に高くそそり立つ白亜の塔は、銚子観光のシンボル的存在で、今年(2014年)は建設後140周年を迎えました。
☆観光コースの例
  宝満 → 外川の町並み → 犬吠埼
4.交通
☆公共交通
 鉄道: 銚子電鉄「外川駅」下車。 徒歩1約0分です。
☆自動車
  東関東自動車道の「大栄IC」を経由し、IC近くの「東総有料道路」で「大角IC」まで走行し、後は県道56号と国道126号などを利用してください。

宝満の全景
5. 奇岩の地図
地図と写真の操作方法はこちら  奇岩の位置についてはこちら
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