霊場恐山へ悪霊の進入を阻む | 類型:神仏 | |
鬼石(おにいし) | 青森県むつ市 |
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奇岩の写真 |
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鬼石の直下からの近景 |
恐山太鼓橋周辺県道からの遠景 |
いわれ,特徴,エピソード等 |
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鬼石は,下北半島を代表する観光地,霊場「恐山」の入口,湯坂を下りた右手にある岩です。 霊場「恐山」に向かうには県道4号を北上するとよいのですが,この県道が作られる前は,当然,徒歩での参拝でした。 恐山にはさまざまな霊が集まってくると言われていますが,罪深いものが来ると,橋(太鼓橋,恐山入口に架かっている)は糸のように細く見え,また,鬼石は本当の鬼が睨んでいるように見えるため,引き返していくという謂われがあります。 かつては鬼石の麓に石仏が祀られていましたが,現在は,県道沿いの食堂脇に移されています。 |
地形・地質の概要 |
20万分の一日本シームレス地質図(産総研地質調査総合センター)によれば,鬼石は70~15万年前の軽石,火山灰を含む火砕流分布地域に存在します。 |
奇岩近傍の三次元地形イメージ |
下北半島のほぼ中央に鎮座している「恐山火山」は,今から約100万年前に「釜臥山」を中心とする火山が活動を始め, 引き続き,「朝比奈山」,「円山」や「大尽山」などが次々と形成されました。 約50万年前頃からは,「宇曽利カルデラ」を中心とする火山活動に移行しました。 カルデラ形成後の「後カルデラ活動」として,「剣山」を中心とするカルデラ内噴火が起きました。 |
周辺のジオサイトや観光地 |
交通概況 |
☆鉄道 ☆自動車 |
引用情報,お断り |
【引用情報】 【お断り】 |
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