神奈川県:陸繋島(トンボロ)の江の島[江ノ島]
地形の特徴

陸繋砂州(トンボロ),陸繋島,波食棚,岩石海岸,海食崖

地形と地質三次元イメージ : 江の島(江ノ島)
‼マウスオーバー‼  地図上にマウスを乗せてください。産総研・地質調査総合センターの「1/20万 シームレス地質図(出典,下記)」を表示します。

「江の島」の遙か西に「相模川」の河口があります。 湘南海岸の砂浜を作ってくれた大きな川です。
相模川が運んできた砂が,江の島の対岸である「境川」の河口付近で「砂嘴」を作り,江の島と繋いでしまいました。
普段は海水で覆われていますが,大潮の干潮時には歩いて島まで渡ることができます
地形の変遷 : 江の島(江ノ島)

1983年-1987年に発行された「2.5万分の1地形図」にのみ「陸繋砂州」記号が記載されていますが,藤沢市資料(下記)とは位置が異なっているようです。
一方,終戦直後まで「岩礁」や「波食棚」であった場所が,1986年代の初め頃までには埋め立てられて「湘南港」となりました。
空撮写真 : 江の島(三浦半島上空より)

かなり遠くからの写真ですが,「トンボロ」現象の立役者,砂地の海底がうっすらと写っています。
江の島(撮影場所:片瀬海岸)

陸繋砂州(トンボロ)は,目の前の砂浜から江の島大橋の中ほどまで延びていますが,その先は水没しているようです。
【引用情報と参考情報】

【引用情報】

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